決算時は株主優待のうまみも

株式は配当金だけではありません

株式会社が売り出している株を購入すると、その企業の業績に合わせて決算発表後に配当金を得られます。この配当金こそが株式投資の最大の目的になりますが、企業によっては配当金とは別に株主優待という特典を用意しています。個人投資家のなかには、配当金よりも株主優待を重視して投資先を決めている人もいます。 株主優待にはいろいろな形式があり、一般的なのはその企業が製造販売している商品です。たとえばお菓子メーカーであれば、自社のお菓子を詰め合わせにして株主に配布するのです。そのほか、交通業界や飲食業界であれば、自社が提供しているサービスの割引券や無料券がよく配布されています。割引券などの株主優待は現金に近い価値があるので注目されています。

株主優待を得るには条件をチェック

いろいろとお得な品物や金券類がもらえる株主優待ですが、単純に株を持っていればもらえるとは限りませんので注意してください。企業によって差がありますが、株の保有数や保有期間に条件をつけている場合がほとんどです。そのため、ある程度の投資額が必要になり、場合によっては株主優待をもらってもあまり得にならないこともあります。また、自分の生活スタイルに合った品物をもらえるかどうかもチェックが必要です。甘い物を食べない人がお菓子の詰め合わせをもらってもあまり意味がありません。 企業の業績が悪いと、配当金が下がり株主優待も廃止になる場合があります。投資先の企業や業界はしっかりと調査して、場合によっては保有する株を手放す決断が必要なことも忘れないでください。